国家発展改革委員会(発改委)が7日に発表した情報によると、中国の戦略的新興産業は2017年に高度成長を実現し、景気指数が再び記録を更新した。科技日報が伝えた。
戦略的新興産業のうち、工業の付加価値額は2017年に前年比11%増となり、一定規模以上の工業企業を4.4ポイント上回り、けん引力がさらに顕著になった。戦略的新興サービス企業の2017年1月から11月までの売上は前年同期比18%増となり、一定規模以上のサービス企業を4.1ポイント上回った。
国家情報センターの戦略的新興産業1000社の景気度調査によると、戦略的新興産業の主要業界の景気指数が前年同期より全面的に上昇した。なかでも次世代情報技術と生物、新材料の景気指数はいずれも150を上回り、活況を呈した。多くの産業の景気指数が、調査開始後としては最も高い水準に達した。
また戦略的新興産業重点企業は昨年、好調な業績を記録した。戦略的新興産業上場企業の2017年第1−3四半期の利益総額は22.5%増の2956億1000万元(1元は約17.33円)で、上場企業全体を5.1ポイント上回った。新材料産業の利益総額は53.9%増、省エネ・環境保護産業は45.3%増、生物産業は33.9%増。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月8日
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