上海市-江蘇省蘇州市-浙江省湖州市を結ぶ高速鉄道が26日に開通 所要時間最速55分

人民網日本語版 2024年12月26日15:41

上海虹橋駅を出発して、江蘇省蘇州市を経由し、浙江省湖州市の湖州駅に至る「滬蘇湖高速鉄道」が26日に開通した。上海虹橋駅と湖州駅間の所要時間は最速55分となっている。新華社が報じた。

「滬蘇湖高速鉄道」は全長164キロで、設計時速は350キロ。上海虹橋駅、上海松江駅、練塘駅、蘇州南駅、盛沢駅、湖州南潯駅、湖州東駅、湖州駅の8駅が設置されている。うち、上海虹橋駅と湖州駅は既存の駅で、それ以外は新設された。

「滬蘇湖高速鉄道」は上海虹橋駅において上海市の鉄道網と連結し、湖州駅において、江蘇省南京市と浙江省杭州市を結ぶ寧杭高速鉄道や安徽省合肥市と浙江省杭州市を結ぶ合杭高速鉄道と連結しており、長江デルタ高速鉄道網における重要プロジェクトとなっている。同高速鉄道が開通したことで、長江デルタエリアの鉄道網がさらに整備され、同エリアのインフラ一体化建設が促進されるため、沿線の住民の移動がさらに便利になり、沿線の産業の開発促進と長江デルタ一体化の質の高い発展バックアップなどにおいて重要な役割を果たすと期待されている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月26日

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