2025年の春運初日1月14日の列車チケット予約開始

人民網日本語版 2024年12月31日15:57

2025年の春運(春節<旧正月>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)は、2025年1月14日から2月22日までの40日間となる。春運初日の列車のチケットは12月31日から予約が始まった。春運期間中、中国の鉄道利用者は延べ5億1000万人に達すると見込まれている。春節(旧正月、2025年は1月29日)前の混雑のピークは1月25日、春節明けの混雑のピークは2月4日となる見込みだ。

2025年の春運は、全体的に見て利用者が安定的に増加し、春節前は学生や出稼ぎ労働者、帰省客の利用が重なって混雑しそうだ。春節明けは利用者数の推移が比較的落ち着いたカーブを描きそうだ。

1日当たりの列車の運行数を見ると、春節前は最多で約1万4100本、春節明けは最多で約1万4200本で、輸送できる旅客の数は春節前が前年同期比3.9%増、春節明けは同比4.3%増となりそうだ。利用者がピークを迎える期間には、広州や深セン、上海、南京、杭州から、成都、重慶、武漢、南昌に向かう路線、北京から瀋陽、太原に向かう路線で、夜間高速列車が増発されることになっている。鉄道当局は、鉄道アプリ12306のチケットの売れ行きを示すビッグデータをフル活用して、利用者の多い方向、区間、期間の列車を増発し、輸送能力と移動ニーズの合理的なマッチングを実現したい考えだ。そして、普通列車の運行規模を保ち、公益性を備えた鈍行列車、農村振興を支える旅客列車の運行を適切に計画し、旅客の多様化した移動のニーズを満たしたい考えだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月31日

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