外交部「中国はグローバル・サウスとして人類の進歩に引き続き貢献」

外交部（外務省）の毛寧報道官は2024年12月31日の定例記者会見で、「グローバル・サウス諸国は手を携えて前進し、経済のグローバル化のモデル転換に新たな原動力をもたらし、グローバル・ガバナンスの整備に新たな気概をもたらした。中国は人類の進歩を後押しするため、引き続きグローバル・サウスとしての貢献を果たしていく」と述べた。

【記者】2024年は、加盟国拡大後初のBRICS首脳会議、ペルーでのアジア太平洋経済協力（APEC）非公式首脳会議、ブラジルでの主要20ヶ国・地域（G20）首脳会議など、重要な国際会議が開催された。2024年はグローバル・サウスの年だったとの見方がある。グローバル・サウスの集団的台頭とその世界的影響を、報道官はどう見ているか。

【毛報道官】グローバル・サウスが歴史の舞台へと大きく歩み出したことは、世界の大きな変化を鮮明に示している。この1年で、「グレーターBRICS協力」が良いスタートを切り、「上海協力機構（SCO）プラス」という新たなモデルが生まれ、アフリカ連合（AU）がG20に参加した。グローバル・サウス諸国は手を携えて前進し、多国間協力により積極的かつ広範に参加し、経済のグローバル化のモデル転換に新たな原動力をもたらし、グローバル・ガバナンスの整備に新たな気概をもたらした。

中国は常にグローバル・サウスの重要な構成国であり、グローバル・サウスの団結と振興の促進に尽力している。中国は引き続き真の多国間主義を実践し、発展途上国の共通利益を断固として守り、グローバル・サウスの団結による自強のために力を結集し、人類の進歩を後押しするためにグローバル・サウスとして貢献していく。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年1月2日