RCEP発効3周年、アジア太平洋経済統合に強力な弾み
人民網日本語版 2025年01月06日15:40
中国外交部(外務省)の3日の定例記者会見で、毛寧報道官がRCEP発効3周年に関する質問に答えた。
【記者】地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が今年1月1日、発効から3年を迎えた。この間にRCEPの達成した成果と今後のRCEPの発展に対する中国の期待について説明していただけるか。
【毛報道官】RCEPは、世界で最多の参加人口、最大の経済・貿易規模、最大の発展のポテンシャルを持つ自由貿易協定であり、アジア太平洋地域の経済統合に強力な弾みをつけ、加盟国に市場機会をもたらし、多国間主義に対する国際社会の信頼を高めてきた。アジア開発銀行(ADB)の研究によると、RCEPによって、2030年までに域内諸国に2450億ドル(1ドルは約157.6円)の経済成長がもたらされ、280万人の雇用が創出されることが見込まれる。
中国はRCEP最大のエコノミーであり、引き続きRCEPを全面的かつ高い質で実施し、アジア太平洋地域の自由貿易の質的向上と高度化を推進し、共通の発展と繁栄を実現していく。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月6日
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