中国が上海協力機構輪番議長国ロゴを発表

中国は2日、上海協力機構（SCO）の2024年から2025年までの輪番議長国としてのロゴを発表した。外交部（外務省）の毛寧報道官は同日の定例記者会見で、「2025年に入り、中国はSCO輪番議長国としての取り組みを加速させる」と述べた。

毛報道官は「輪番議長国ロゴはSCOロゴを主体に、中国の特色を結び付けたデザインとなっている。議長国のスローガン『上海精神の発揚：行動する上海協力機構』を中露英3ヶ国語で環状に記している」と説明。

「中国は上海精神の首唱国であり、これを行動によって発揚している。我々は『行動』を議長国としての取り組みのキャッチフレーズとしている。つまり、より実務的な措置とより進取に富む姿勢で、政治・安全保障・経済・人的・文化的分野におけるSCOの協力の水準を不断に高め、SCO運命共同体を構築し、ウィンウィンの発展空間を開拓・拡大することだ」と述べた。

また「2025年に入り、中国はSCO輪番議長国としての取り組みを加速させる。中国は友好的で、団結し、成果に富むSCO首脳会議や、制度化された会議を40回余り主催する。さらに『SCO政党フォーラム』『貧困削減と持続可能な開発フォーラム』『民間友好フォーラムならびに友好都市フォーラム』『国際投資・貿易博覧会』などの大型行事、及び『SCO映画フェスティバル』『SCOテレビフェスティバル』『SCO芸術フェスティバル』『若手イノベーション・起業コンテスト』『中国書道コンテスト』『彫刻招待コンテスト』『SCOサマーイベント』などの関連行事を開催する」と説明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年1月3日