上海・蘇州・杭州3都市と香港間、高速鉄道で「当日着」を実現

1月5日、杭州西駅で香港特別行政区や澳門特区に行く際に必要な「通行証」の手続きを行う職員（撮影・呉君毅）。

1月5日午前0時から、中国全土の鉄道は新たなダイヤでの列車運行を開始した。今回のダイヤ改正で、上海、蘇州、杭州という長江デルタ地域の都市から香港特別行政区までは、高速鉄道で「当日着」が可能となった。中国新聞社が伝えた。

ダイヤ改正前、上海虹橋駅と香港西九龍駅間では、「復興号」スマート寝台高速列車G899/G900号が運行していた。G899号は上海虹橋駅を午後8時15分に出発、午後9時9分に杭州東駅を経由、翌朝7時24分に香港西九龍駅に到着。また、G900号は香港西九龍駅を午後8時05分に出発、杭州東駅に翌日午前6時04分に到着、終点の上海虹橋駅には午前7時に到着という運行時刻になっていた。

上海虹橋駅-香港西九龍駅間の新ダイヤでは、高速列車G99/G100号が増発された。G99号は上海虹橋駅を午後1時53分に出発した後、蘇州南駅に午後2時20分着、杭州西駅に午後3時6分着、香港西九龍駅に午後9時56分に到着する。また、G100号は香港西九龍駅を午前11時37分に出発した後、杭州西駅に午後6時27分着、蘇州南駅に午後7時14分着、上海虹橋駅に午後7時43分に到着する。（編集KM）

「人民網日本語版」2025年1月7日