在日本中国大使館が「2025年在日中国人留学生春節レセプション」開催
在日本中国大使館が10日に東京で開催した「2025年在日中国人留学生春節レセプション」。撮影・許可
東京の在日本中国大使館は10日、春節(旧正月、今年は1月29日)に合わせ、日本の中国人留学生を対象としたレセプションを開催した。呉江浩大使が出席して挨拶したほか、施泳公使が乾杯の音頭を取った。在日中国人留学生や在日学者の代表、各大使館の各部門の責任者など300人以上が参加した。
挨拶する在日本中国大使館の呉江浩大使。撮影・許可
呉大使は、「習近平氏を核心とする党中央の力強い指導の下、2024年、中国の経済やテクノロジーの実力、総合国力は引き続き増強され、伝統産業のモデル転換・高度化が進み、新たな質の生産力は安定して向上し、質の高い発展は引き続き新たな高みに到達した。習総書記はペルーで日本の石破茂首相と会談し、戦略的互恵関係の包括的な推進を確認した。中国外交部(外務省)の王毅部長と岩屋毅外務大臣も会談し、両首脳のコンセンサスを行動に移し、両国の人的・文化的交流と協力を積極的に展開し、中日関係を正しい軌道に乗せて、健全かつ安定した前進・発展を促進するうえで、いくつものコンセンサスに達した。両国の各レベルの交流を増やし、各分野の交流・協力を踏み込んで発展させていく。在日中国人留学生は、愛国心を抱き、祖国のために尽力することを光栄に感じる伝統を発揚し、一生懸命勉強し、仕事に励み、中日友好を促進するうえで、積極的な役割を果たさなければならない」と語った。
東京大学医学部の研究者・唐偉教授は、在日中国人学者を代表して挨拶し、「日本に留学し、働くようになって30年以上になるが、祖国の医療と衛生が急速に発展しているのを自分の目で見て、心が奮い立ち、誇りを感じている。新年に、皆さんが向上を目指して精進し、さらに積極的な姿勢で、中日両国の教育や科学研究といった分野の踏み込んだ協力を促進し、個人の成長と祖国の発展をしっかりと結び合わせ、共に新時代の素晴らしい一章を綴っていくことを願っている」と語った。
東京科学大学の博士課程に在学中の王成蹊さんは、留学生を代表して挨拶し、「新時代に日本に留学している中国人として、習近平総書記の言葉を胸に刻み、心では『国家の事』に関心を寄せ、肩には『国家の責任』を背負い、一生懸命勉強や研究に励み、積極的に『テクノロジーの自立自強』に身を投じ、中国の物語の偉大な実践を伝え、素晴らしい青春時代を過ごしたい」と語った。
レセプションで行われたパフォーマンス。撮影・許可
レセプションでは、留学生らがそれぞれの特技を生かして、中国の民族舞踊や楽器の合奏といった素晴らしいパフォーマンスを披露し、祝賀ムードを盛り上げた。参加者が心を込めて「我愛你中国」を合唱すると、レセプションのムードは最高潮に達した。レセプションにおいて、中国人留学生は祖国のさらなる繁栄と国民の幸福、平穏無事を共に祈った。
茨城大学に通う中国人留学生3人は取材に対して、「大使館に来て春節を祝う機会はとても貴重で、とても楽しみにしていた。祖国の心遣いと思いやりをしみじみと感じ、心が温かくなり、幸せを感じることができた」と語っていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年1月14日
注目フォトニュース
関連記事
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn