国防部「076型強襲揚陸艦の建造は特定の目標を念頭に置かず」

人民網日本語版 2025年01月22日10:39

国防部(省)の呉謙報道官がこのほど、最近の軍事関連の情報を発表した。

【記者】076型強襲揚陸艦「四川」の進水・命名式が先ごろ上海で行われ、国内外のメディアの強い注目を集めた。同艦について、地域の軍事的均衡を崩し、不安定化要因をもたらすと誇張する外国メディアもあることについて、コメントは。

【呉報道官】国防上の必要性に基づき必要な武器・装備を開発することは、世界各国で広く行われていることだ。中国による076型強襲揚陸艦の独自開発は、国家の安全保障上の必要性と海軍の強化・発展の大局に着眼して行った通常の措置であり、国家の主権、安全保障、発展上の利益を守り、世界と地域の平和・安定をより良く維持することが目的だ。同艦は我が国が独自開発した新型の強襲揚陸艦であり、電磁式カタパルトとアレスティング技術を革新的に採用し、固定翼機、ヘリコプター、揚陸装備を搭載可能であり、高い揚陸作戦能力と遠洋作戦能力を持つ。進水後は、計画に基づき設備の調整、係留試験、航行試験などを行う。

中国は平和的発展路線を終始堅持し、防御的国防政策を終始変わらず遂行している。076型強襲揚陸艦の進水は海軍装備の発展における通常の措置であり、いかなる特定の国、地域、目標も念頭に置いていない。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年1月22日

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