国防部「中日の防衛関係の発展には大局的・長期的観点が必要」

人民網日本語版 2024年11月29日16:01

国防部(省)の28日の定例記者会見で、呉謙報道官が質問に答えた。

【記者】共同通信の21日付報道によると、日本の中谷元防衛大臣は同日、中国の董軍国防部長と会談した際、日本周辺での中国軍の活動に深刻な懸念を表明すると同時に、両国の防衛当局間で率直な意思疎通を保つことが極めて重要だと表明した。これについてコメントは。

【呉報道官】董軍国防部長は11月21日午後にラオス・ビエンチャンで日本の中谷元防衛大臣と率直かつ建設的な会談を行った。董部長は日本側の事実無根の非難に反論し、日本側が中日間の4つの基本文書を厳守し、「互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない」との政治的コンセンサス及び戦略的互恵関係を真に具体的に実行すべきであることを強調した。董部長は中谷氏と、今後の中日間の防衛交流の計画についても意見交換を行った。

中日は互いに隣人であり、両国関係には二国間の範疇を超えた重要な意義がある。中日の防衛関係を発展させるうえで極めて重要なのは、やはり大局的・長期的観点だ。日本側が中国側と向き合って進み、両国関係の方向性を正しく把握し、実務交流・協力を深め、中日関係の大局と地域の平和・安定を共に維持することを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年11月29日

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