丁薛祥副総理がダボス会議で演説
人民網日本語版 2025年01月22日14:31
丁薛祥副総理は21日、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)で、「多国間主義の正しい道を堅守し、開放的・包摂的発展を促進」と題する演説を行った。新華社が伝えた。
丁副総理は次の4点を提言した。
(1)共同で、普遍的に恩恵をもたらすインクルーシブな経済のグローバル化を推進し、普遍的恩恵によって発展上の困難を取り除き、包摂によって協力の力を集め、互恵・協力という二国間または多国間のウィンウィンの道を見出し、経済のグローバル化の「パイ」をより大きくするのみならず、より良く分け合う。
(2)共同で、真の多国間主義を維持・実践し、国連中心の国際体制を断固として守り、「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」というグローバル・ガバナンス観を堅持し、国際問題における各国の権利の平等、機会の平等、ルールの平等を確保し、開放的・包摂的かつ差別のない国際経済協力環境を構築する。
(3)共同で、世界経済発展の新たな原動力と優位性を創造し、デジタル時代のコネクティビティを推進し、科学技術革新における国際協力を強化し、科学技術の成果が全人類に幸福をもたらすことを堅持し、さらに多くの国々がデジタル経済発展の「急行」に乗れるようにする。
(4)気候変動、食糧安全保障、エネルギー安全保障といった重大かつグローバルな課題に共同で対処し、連携してグローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを推進し、困難に打ち勝つ強大な力を結集する。
丁副総理は演説後、国際秩序や人工知能(AI)などの問題について、シュワブWEF会長からの質問に答えた。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年1月22日
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