甘粛省、全省の研究開発費180億元達成を目指す

人民網日本語版 2025年01月24日13:25

甘粛省第14期人民代表大会第3回会議が20日、蘭州市で開幕した。大会主席団常務主席を務める胡昌昇執行主席が大会を主催し、甘粛省の任振鶴省長が省政府を代表し大会で政府活動報告を行った。科技日報が伝えた。

報告によると、甘粛省は2025年に科学技術投資を拡大し、全省の研究開発費の180億元(1元は約21.4円)達成を目指し、財政からの科学技術支出が一般公共予算支出に占める割合を1.5%に達成する。蘭白両区(蘭白科学技術イノベーション試験エリア、蘭州・白銀国家自主イノベーションモデルエリア)のイノベーションコア機能を強化し、複数の国家技術イノベーションセンター・製造業イノベーションセンターを創設する。重要な科学技術特定プロジェクトと重点実験室の建設を主導し、研究・生産統合科学技術研究開発エンパワーメント計画を実施する。15の汎用化試験検証とパイロット生産プラットフォームを建設する。技術契約額を525億元に達成する。新たに15社以上の省レベル単一分野のチャンピオン企業、100社以上の省レベル専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)中小企業、500社以上のイノベーション企業を育成する。ハイテク企業を2600社、省レベルテクノロジーイノベーション型企業を1800社、テクノロジー中小企業を4500社に拡大する。大学の学科建設を強化し、産業・教育の融合による質向上エンパワーメントプロジェクトを実施し、甘粛高等研究院の建設を加速させ、3ヶ所の国家大学テクノロジーパークを最適化し、30の大学産業研究院を強化し、大学エリア技術移転・実用化センターの試行事業を開始する。

同時に甘粛省は未来産業の育成に注力する。水素エネルギーと新型エネルギー貯蔵、商業宇宙、「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)、AI(人工知能)、量子情報などの先端方向に焦点を当て、複数のモデルプロジェクトを計画し、未来産業の集積地を構築する。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年1月24日

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