大ヒットアニメ映画「ナーザ」のリアルな手作りコスチュームが話題に
春節(旧正月、今年は1月29日)期間中、中国の国産アニメーション映画「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」が大ヒットし、同映画に出てくるキャラクター「東海竜王の敖光」も爆発的人気となっている。そんな中、中国のネット上では、「息子のために、お母さんが7日間をかけて『東海竜王の敖光』のコスチュームを作成」という話題が注目を集めている。動画を見ると、コスチュームを作成した趙さんの材料選びから、型紙作り、色付けから裁断までの流れが紹介されており、その手慣れた様子にネットユーザーが次々と「いいね!」を押している。趙さんは今月8日の取材に対して、「幼稚園児の息子が『哪吒之魔童閙海』を見に行って、敖光が大好きになったので、このコスチュームを作ってあげることにした。敖光の鎧を作るのに7日かかった。主に布地やEVAフォーム、ホットメルト接着剤などを使った。他には、家にあった木の棒や割り箸、工作粘土、マカダミアナッツの殻などを使った」とした。北京青年報が報じた。
専業主婦の趙さんは普段、子供の送迎や、家事の合間に、息子のためにアニメのキャラクターのコスチュームを作っているという。「最初は比較的シンプルなものから作り始めた。その後、ある程度経験を積んでからは、少しずつ難度を上げ、手の込んだコスチュームも作れるようになった。例えば、『黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)』のキャラクターのコスチュームも作成した。ただ、プロの服飾デザイナーではないので、1ヶ月半もかかった」と話す。
1年半の間に、趙さんは息子のために、約40セットのコスチュームを作ったと言い、機動戦士ガンダム、不良人、岳飛といったコスチュームのほとんどは、今もきちんと保管してあるのだという。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年2月11日
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