グッズが「1個も手に入らない!」 哪吒人気続行中で生産工場は大忙し
中国のアニメ映画「哪吒之魔童閙海(ナーザの魔童大暴れ)」の興行収入が10日、11億5200万ドル(1ドルは151.8円)を突破し、世界映画興行収入ランキングのトップ30に入った。ハリウッド以外の映画では唯一トップ30入りを果たした。
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インターネットプラットフォームのデータによると、同作品は米アニメ映画「ミニオンズ」の興行収入成績を上回り、世界のアニメ映画興行収入の歴代6位に入った。
同作品は中国で大ヒットしただけでなく、海外でも広く注目を集めている。特に海外での公開スケジュールが発表された後は、世界の映画ファンの間で期待が高まり続けている。予定では2月13日から、オーストラリア、米国、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど複数の国・地域で相次ぎ公開されることになっており、複数の地域で前売り券が手に入りにくくなっている。
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映画の大ヒットに伴い、関連グッズも非常に好調な売れ行きを示し、「哪吒が1個も手に入らない」状態だ。爆発的な哪吒人気の中、企業も新たな成長源を見いだした。
販売が非常に好調なことから、メーカーは春節(旧正月、今年は1月29日)連休後の操業再開の時期を早めた。同作品のライセンス契約グッズの3Dプラスチック素材食品玩具を生産する湖南省湘潭市の湖南桑尼森迪(SUNNY&SANDY)玩具製造有限公司は、500人以上の従業員がまだ春節連休中の2月2日から現場に復帰し、急ピッチで生産を行っている。
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同公司の楊傑会長は、「5つの工場で、約60本の製造ラインがフル稼働し、大注目の哪吒の関連グッズを生産している。月間生産能力はブラインドボックスで600万個から800万個になる。これまで当社は主に海外の有名キャラクターのおもちゃ製品を生産・輸出してきたが、ここ数年は、国産アニメへの注目度が高まり続けていることから、国内市場でも事業を展開するようになった。これまでに当社が生産した哪吒の食品玩具は、ネットワークプラットフォームでの累計売上高が2億元(1元は約20.8円)を突破し、オンラインプラットフォームでの売上高が800万元を突破した」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年2月11日
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