外交部「オンライン賭博・振り込め詐欺の取り締まりは地域諸国の共通利益を守る必然的選択」

人民網日本語版 2025年02月21日13:57

ミャンマーで詐欺犯罪に関与した中国籍の容疑者約200人を乗せた中国民航のチャーター機が20日、江蘇省南京市の禄口国際空港に着陸した。これにより、ミャンマーのミャワディ地域で詐欺犯罪に関与し中国に送還されることになった中国籍の容疑者が、タイ経由で中国警察に護送されて帰国した。今回は容疑者計200人が計4機のチャーター機で送還された。

今後数日間で、さらに800人以上の中国籍の詐欺犯罪容疑者が順次送還される見込みであり、これは中国・ミャンマー・タイによる国際警務・法執行協力を象徴する重要な戦果だ。

外交部(外務省)の郭嘉昆報道官は20日の定例記者会見で、これに関する質問に対し、「オンライン賭博や振り込め詐欺の徹底的な取り締まりは、人々中心の発展思想の確かな実践であり、地域諸国の共通利益を守るための必然的な選択でもあり、各国民の共通の期待にも合致する」と述べた。

さらに「中国は現在、タイやミャンマーなどの国々と積極的に二国間・多国間協力を繰り広げ、総合的な対策を講じ、対症療法と根本的対策を組み合わせ、不法分子が各国間を行き来して犯罪を繰り返すことを防ぐために力を合わせ、共同でオンライン賭博・振り込め詐欺を取り締まり、人々の生命と財産の安全、地域諸国間の正常な交流秩序を守っている」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年2月21日

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