「四維高景3号」02衛星、初の画像データ伝送

人民網日本語版 2025年03月17日16:07

メキシコのパハリートス物流ふ頭。

メキシコのパハリートス物流ふ頭。

新疆維吾爾(ウイグル)自治区にある喀什(カシュガル)衛星地上受信局が「四維高景3号」02衛星から伝送された初の衛星画像データの受信に成功したことが16日午前2時、中国四維測絵技術有限公司への取材で分かった。この画像は130キロメートルの超広範囲で、解像度は50センチメートルに達する。画像は鮮明で、階調がはっきりしており、細部が豊富、色彩が鮮やか、画質が均一で、放射の一致性に優れている。「科技日報」が伝えた。

同衛星は「四維3号」01衛星の姉妹衛星で、この2つの衛星には超広範囲のイメージング技術とマルチスペクトル観測能力が深く融合するという特徴を持つ。この広範囲のイメージングを持つ衛星2基は、ネットワーキング運営に成功したことで、より効率が高く信頼性が高い協同システムを構築し、データ収集能力が大幅に向上することになる。

02衛星は、高密度ストレージ技術、衛星内の独自スマート技術、高速・高次フェーズドアレイ伝送技術、高性能マルチスペクトル集積探査機技術、高精度無制御測位技術などが革新的に採用され、スマートさと柔軟性の高さ、優れた性能、集約的で信頼性が高いといった特徴を兼ね備え、技術指標は現在の商用リモートセンシング衛星の中では中国トップレベル、国際先進レベルに達する。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年3月17日

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