海南省が世界の人々を対象に「海南旅行PR大使」を募集中

人民網日本語版 2025年03月21日10:27

海南省観光・文化・ラジオ・テレビ・体育庁は今月18日、同省が世界の人々を対象に、「海南旅行PR大使」を募集していることを明らかにした。グローバル化を強調することで、海南観光のイメージアップを図り、国際観光消費センターの建設を加速させたい考えだ。中国新聞社が報じた。

海南省が実施している59ヶ国・地域を対象にした30日間ノービザ滞在措置は、観光、商用、親戚・友人訪問といった分野をカバーしている。また、滞在期間が240時間のトランジットビザ免除の措置もあり、外国人にとっては、海南島をじっくり観光しやすくなっている。また、モスクワやシドニーといった海外の40都市と結ぶ国際線70本が運行されており、ビザ免除措置と合わせて、海南省は外国人観光客が行きたい時に行くことができる人気の旅行先となっている。

公式統計によると、2024年、海南省のインバウンド客の数は前年同期比2倍以上となる延べ111万人に達し、外国人の間で魅力が一段と高まっていることを示している。

海南省は「海南旅行PR大使」を9月30日まで募集している。募集要項には、「文化の枠を超えた創作力を備えた外国人」、「旅行好きで、海南省の文化、観光、風土、人情などに高い関心を抱き、誠実に実情を伝え、海南省の美しさを共有したいと思っている人」、「ソーシャルメディアのエキスパートで、一定の影響力を有する海外のソーシャルメディアのアカウントを少なくとも1つ持っている人」、「コンテンツ制作のエキスパートで、文字、画像、動画などを通して、海南省の観光・文化の独特の魅力を伝えることができる人」、「意思の疎通と協力に長け、コミュニケーション能力やチームワーク力が高い人」などが含まれている。

PR大使に選ばれると、無料で海南を訪問してオフラインのさまざまなテーマのイベントに参加したり、海外のソーシャルメディアの個人アカウントで、ハイクオリティの文字や画像、動画などを投稿したりできるほか、一定の創作による奨励を受け取るチャンスがあり、さらにプレゼントが入ったブラインドボックスが贈呈される。ブラインドボックスには、ロケット発射観覧、無形文化遺産伝承人のプライベートレッスン、トロピカルフルーツ食べ放題といったユニークな賞品が入っているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年3月21日

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