「春の経済」が市場を牽引 進む業態融合

人民網日本語版 2025年04月03日10:04

暖かい陽気の春が到来し、中国の消費市場では「春限定」ブームが起きている。

写真提供・新華社

写真提供・新華社

写真提供・新華社

写真提供・新華社

スポーツイベント開催で大きな経済効果

桜が見頃を迎える頃に開催されることで有名な無錫マラソンと武漢マラソンが3月23日に開催され、合わせて40万人以上が参加した。

写真提供・新華社

写真提供・新華社

統計データによると、2025無錫マラソンにおける飲食、宿泊施設、交通、旅行などの面の経済効果は前回比78.2%増の5億500万元(1元は約20.3円)に達した。武漢マラソンのために観光客延べ7万1000人が武漢市を訪れ、武漢市以外の地域から来たランナーの消費額は前年同期比40.6%増の1億1700万元に達した。

写真提供・新華社

写真提供・新華社

同じ日、上海を流れる川・黄浦江沿いにある上海インターナショナル・サーキットで、FIA-F1世界選手権中国グランプリの決勝レースが行われ、マクラーレンのオスカー・ピアストリ選手が優勝した。レース開催期間中、サーキット周辺3キロのホテルの予約数は前年同期比213%増となった。

写真提供・新華社

写真提供・新華社

上海久事体育賽事運営管理有限公司の王舒煒・副総経理は、「2024年F1中国グランプリは、食、住、移動、アクティビティ、ショッピング、娯楽などの面で16億元近くの経済効果をもたらした」と説明する。

写真提供・新華社

写真提供・新華社

「観光特別列車」が高齢者の間で人気に

写真提供・新華社

写真提供・新華社

3月28日、「パンダ特別列車・什邡号」Y471号が、四川省成都市の安靖駅から雲南省建水県に向かってゆっくりと出発。乗客約460人は8日間かけて、雲南省をじっくり旅することになる。その乗客のうち、68%が60歳以上の高齢者となっている。

高齢者の消費能力が高まり、消費観念も変化するにつれて、鉄道当局は、高齢者の旅行ニーズに合わせた商品を打ち出している。そして、中国各地で、たくさんの高齢者を乗せた観光特別列車が次々と運行され、高齢者の間で「旅行ブーム」が起こり、「春の経済」の活力が引き出されている。

中国旅游研究院は、今年末までに、中国の旅行に頻繁に出かけ、旅行消費額も高い、60-69歳の健康な高齢者は1億人を超え、シルバー観光の収入は1兆元の大台を超える可能性があると予測している。

桜が見頃を迎え、大きな経済効果

写真提供・新華社

写真提供・新華社

桜の季節が到来し、安徽省全椒県馬廠鎮の約67ヘクタールの桜園の桜が見頃を迎え、花見客が押し寄せ、記念写真を撮影したりして、春を満喫している。

その近くにある郎渓県新和村の約67ヘクタールの桜並木も一年で最も美しいシーズンを迎えている。新和村の今年の桜まつりでは、「桜+」の消費シーンが打ち出され、桜マーケットや桜サイクリング、村カフェ、アートビレッジといったさまざまな業態の文化観光融合プロジェクトを通して、「花経済」の成長ポイントをもたらしている。

スポーツイベントが人気となり、高齢者向けのシルバー観光列車がポテンシャルを掘り起こし、春ならではの消費シーンが振興を促進するなど、政策サポートや業態融合の深化が、市場の活力をさらに引き出している。

(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月3日

注目フォトニュース

関連記事