日本の「外交青書」の対中記述に中国が反論「中国のイメージを毀損する陳腐な論調」
人民網日本語版 2025年04月10日15:00
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外交部(外務省)の9日の定例記者会見で、林剣報道官が日本の「外交青書」の対中記述に関する質問に答えた。
【記者】報道によると、日本政府は4月8日に2025年版「外交青書」を発表した。その中で、中日関係を「日本にとって最も重要な二国間関係の一つ」と位置付け、引き続き中国と「戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な日中関係を構築する」とした。一方で、中国を「これまでにない最大の戦略的な挑戦」と位置付け、東中国海や南中国海の情勢、中露の軍事協力、中国在留日本人の安全などの問題を意図的に誇張している。これについて、中国としてコメントは。
【林報道官】関連報道に留意している。日本の新版「外交青書」は、中国を非難し、そのイメージを毀損する陳腐な論調を踏襲し、いわゆる「中国の脅威」を誇張し、不当に中国の内政に干渉しており、中国はこれに断固として反対する。
中日は互いに重要な隣国であり、両国関係の健全かつ安定的な発展の維持は、両国及び両国民の根本的利益にかなう。我々は日本側に対して、中日間の4つの基本文書の原則を厳守し、中国に対する戦略的認識を修正し、陣営対立を煽ったり作り出したりすることを止め、中日の戦略的互恵関係の包括的な推進、新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な中日関係の構築という姿勢表明を確実に実行するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年4月10日
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