テスラの大型蓄電システム「メガパック」上海工場、100台以上を生産

人民網日本語版 2025年04月25日15:30

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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米電気自動車(EV)メーカーのテスラが上海に建設した大型商用蓄電システム「メガパック」工場の生産台数が100台を突破し、年間40ギガワット時(GWh)規模のエネルギー貯蔵を段階的に実現する計画であることが23日、同社の発表で分かった。

テスラが今年第1四半期(1-3月)に蓄電事業でブレークスルーを達成したことは最大の注目点であり、これにより世界蓄電システムの新規設備容量は前年同期比156.6%増の10.4GWhに達し、過去最高を更新した。

テスラの同期決算によると、高度にローカライズされたサプライチェーンシステムにより、同工場はこれから世界の蓄電ニーズをまかなう重要な拠点になるとみられる。特に米国市場におけるコスト構造に不確実性が存在する中、その役割が一層重要になっている。

同工場はテスラの世界的な生産能力拡大における中核エンジンとして、今年2月に稼働を開始し、「メガパック」製品第1号がラインオフした。3月21日には、オーストラリアへの初回製品の輸出が実現し、グローバル化した供給への重要な一歩を踏み出した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年4月25日

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