中国とパキスタンの外相が電話会談
人民網日本語版 2025年04月28日14:16
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は27日、要請に応じてパキスタンのダール副首相兼外相と電話会談を行った。
ダール氏はカシミール地方で発生したテロ事件によるパキスタン・インド関係の緊張について最新の状況を説明し、「パキスタンは一貫してテロを断固として取り締まっており、事態のエスカレーションを招く恐れのある行動を取ることに反対している。パキスタンは成熟した方法による事態の管理に尽力しており、中国及び国際社会と意思疎通を保っていく」とした。
王氏は「中国は事態の推移を注視している。テロとの戦いは世界各国に共通の責任であり、中国は常にパキスタンがテロ対策を断固として実施することを支持してきた。確固たる友人、外的環境の変化に左右されない戦略的協力パートナーとして、中国はパキスタンの合理的な安全保障上の懸念を十分に理解し、パキスタンが自らの主権及び安全保障上の利益を守ることを支持する。中国は公正な調査の早急な実施を支持する。衝突はインド・パキスタン双方の根本的利益に合致せず、地域の平和と安定にもマイナスだ。双方が自制を保ち、向き合って進み、事態の沈静化を推し進めることを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年4月28日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn