外交部「メーデー連休の訪中外国人観光客の増加を歓迎」

インバウンド観光の利便性が高まり、出国時の税還付措置も強化され続ける中、中国でのショッピングが外国人観光客の新たなトレンドとなっている。外交部（外務省）の郭嘉昆報道官は28日の定例記者会見で、「中国観光」熱は依然として高く、「中国でのショッピング」が盛んになっていると述べた。

郭報道官は「外国のバイヤー多数が中国の展示会に集まり、各国の消費者が中国を訪れてショップ巡りをするなど、特色あるグルメから無形文化遺産を活かした文化クリエイティブ商品、国際的なブランド品から人気の国産品、中国産のグッズからサービスに至るまで、中国の消費市場は大きな魅力と活力を示している」と指摘。

「統計によれば、昨年の外国人観光客による総消費額は前年比77.8％増の942億ドル（1ドルは約142.2円）に達した。これはビザなし入国、決済の利便性、出国時税還付といった一連の政策の相乗効果のおかげであり、開放を拡大し、各国に恩恵をもたらすという中国の誠意の表れでもある。4月26日には、中国の関係当局がさらなる出国時税還付措置を打ち出し、免税額の『購入時即還付』をさらに普及させ、外国人消費者が利便性を享受し、実益を得られるようにした。間もなくメーデーに合わせた連休が始まるにあたり、より多くの外国の皆さんが中国に足を運び、中国旅行を楽しみ、品質と価格に優れた『メイド・イン・チャイナ』を各家庭へと持ち帰ることを歓迎する」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年4月29日