中国で初の船をリノベーションしたレジャー・宿泊施設の運用が開始

人民網日本語版 2025年04月30日10:21
中国で初の船をリノベーションしたレジャー・宿泊施設の運用が開始
海州湾之星号(4月28日、ドローンで撮影・王健民)。

中国船級社(CCS)が認可した中国で初の岸に停泊しているクルーズ船を海上レジャー・観光施設にした「海州湾之星号」の運用が今月28日午前、江蘇省連雲港連雲区で始まった。

「海州湾之星」は、フェリーを水上クルーズ船ホテルにリノベーションした中国初のケースだ。船体の長さは135メートルで、幅は21メートル。機能フロアは8層にわたり、客室は52室。飲食できる個室が約10室あるほか、テーブル30卓を並べることができるパーティーホールや、24時間利用できるセルフサービスのレストラン、バー・カフェ、ジムなども完備しており、ビジネスミーティングやレジャー・バケーションといった多様なニーズを満たすことができるようになっている。

飲食、宿泊、研学、娯楽が一体となった「海州湾之星」は、中国の海上総合サービスの空白を埋め、「クルーズ船+ホテル」という業界を跨いだ融合の新スタイルを切り開き、中国初の海洋旅行総合体となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年4月30日

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