第4世代海洋工事船が竣工
人民網日本語版 2025年02月24日15:28
中国が独自に研究開発した第4世代海洋工事船「志高号」と「志遠号」が23日、江蘇省南通市で竣工した。これらの船の主な任務は、「巨大風車」と呼ばれる風力発電機を深海・遠洋に輸送し、据付などの工事を行うことだ。科技日報が伝えた。
これらの船は共同設計され、互いに協力し、中国の海洋工事の最良の組み合わせを形成することで、陸から100キロメートル離れた海域で作業でき、中国の洋上風力発電の深海・遠洋への進出に強力なサポートを提供している。
海洋風力発電機の「双子座」を構成する工事船は中国第4世代風力発電工事船であり、世界最新世代の風力発電機工事船でもある。第3世代と比べ、技術及び性能の質的向上を達成した。この海洋工事の「双子座」の組み合わせは、風波に対する耐性、総合的な設置能力、作業効率及びスマート化レベルが最も高い風力発電機作業船組み合わせの一つだ。
中電建海洋工程建设公司の張偉峰チーフエンジニアは、「両船が1基の洋上風力発電機の設置にかかる時間は2、3日しかない。第3世代より設置速度が30%向上した上、51.0-56.0m/sの強風と12メートルの高波に耐えられる。これは洋上風力発電の深海・遠洋の大規模開発を推進する中核装備だ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年2月24日
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