中国初の中央企業主導のAI産業コンソーシアムが発足

人民網日本語版 2025年04月30日14:48

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

第8回デジタル中国建設サミット期間中の29日、中国移動(チャイナモバイル)は、21社の企業と共に「中国移動AI能力連合チーム」を正式に発足させた。

同コンソーシアムは「1+3+N」構造を採用しており、技術的深化とシーンの融合を協調的に推進する。「1」は、中国移動がクラウドコンピューティング、5Gネットワーク、ビッグデータといったインフラに基づき構築した技術プラットフォーム基盤を指す。

「3」は次の通り。

①演算能力強化チーム。摩爾線程、謙合益邦など6社で構成され、主流のGPU演算ソリューションを網羅するとともに、ニアメモリコンピューティング、コンピューティングとストレージの統合などの先端技術も展開する。

②モデル中枢チーム。科大訊飛、聯匯科技など4社で構成され、特定業界に特化した大規模AIモデルの研究開発に注力する。

③シーン実装チーム。亜信科技、華宇ソフト、西井科技など11社で構成され、スマート製造、スマートエネルギー、人型ロボットにおける応用など9つのシーンを中心に、AI技術の商用化を加速させる。

「N」はAI技術があらゆる業界に浸透する無限の可能性を象徴している。

同チームに属する企業は主に中国移動産業チェーン責任者基金の投資先であり、デジタル経済とモバイル情報に基づく現代産業チェーンの企画・投資に注力し、チェーン式の投資モデルを通じて、AI、モバイル通信、演算能力ネットワーク、人型ロボット、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)などのサブ産業の発展を推進する。(編集ES)

「人民網日本語版」2025年4月30日

注目フォトニュース

関連記事