第8回デジタル中国建設サミットが開幕 多くのインタラクティブコンテンツを体験可能

人民網日本語版 2025年04月30日13:38

第8回デジタル中国建設サミットが29日、福建省福州市で開幕した。光明日報が伝えた。

2025年はデジタル福建建設25周年に当たり、デジタル中国建設10周年でもある。今回のサミットは「デジタル中国25年の歩みと新たな一章――デジタル・スマート化で質の高い発展を牽引」をテーマに、主に開幕式、メインフォーラム、複数のサブフォーラムおよびデジタル中国イノベーションコンテスト、「閩江夜話」「福のある州・未来との対話」などの特徴的なイベントが開催されるとともに、体験型エリアが設けられ、800人以上の企業家、30人の院士、数々の専門家・学者、社会各界の関係者が一堂に会する。

29日に第8回デジタル中国建設サミットの体験エリアで撮影された霊犀スマートコネクテッドカー。

29日に第8回デジタル中国建設サミットの体験エリアで撮影された霊犀スマートコネクテッドカー。

乗馬マシンにまたがりVRゴーグルを装着すると武夷山に瞬間移動したかのように、名馬に乗り茶畑の道を駆け抜けるリアルな感覚を味わえる。山風が耳元を通り過ぎ、九曲渓や大王峰などの美しい風景が目の前に広がっている……。網竜ネットワーク公司の展示エリアでは、リアルなVR乗馬体験コンテンツ「幻騎武夷・漫遊九曲」に多くの来場者が集まった。

29日、網竜ネットワーク公司の展示ブースで、同社の革新的な体験コンテンツ「幻騎武夷・漫遊九曲」VR乗馬マシンを体験する来場者。

29日、網竜ネットワーク公司の展示ブースで、同社の革新的な体験コンテンツ「幻騎武夷・漫遊九曲」VR乗馬マシンを体験する来場者。

網竜ネットワーク公司の兪飈上級副総裁は取材に、「同コンテンツは高精度のドローンスキャニング、3Dモデリング、Unreal Engine(アンリアルエンジン)、空間測位、感覚フィードバック、デジタルヒューマンなどのデジタル・スマート化技術を統合しており、視覚・聴覚・触覚を含む多感覚刺激を提供することで、没入感あふれる体験を実現している」と説明した。

29日、第8回デジタル中国建設サミットの体験エリアで展示された有人ドローンを見学する来場者。

29日、第8回デジタル中国建設サミットの体験エリアで展示された有人ドローンを見学する来場者。

「こんにちは、カフェラテの注文を手伝ってください。ハーフシュガーでアイス入り」「近くの安くて美味しい福州料理の店を教えて」……福州市煙台山歴史風貌区では、観光客がAIガイド技術の体験に没頭していた。

市民の馬さんは、「アプリを立ち上げることなく携帯電話に向かって話しかけるだけで、AIが私にぴったりのカフェや料理店を探してくれる。実に便利だ」と興奮気味に語った。

29日、中国移動の展示ブースで操作パフォーマンスを披露するロボット「小智」。

29日、中国移動の展示ブースで操作パフォーマンスを披露するロボット「小智」。

今回のサミットはデジタル技術の最前線が集結しており、6割以上の展示品が世界または中国初公開。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年4月30日

注目フォトニュース

関連記事