「デジタル」と「スマート」が中国物流の新たな象徴に
人民網日本語版 2025年02月28日16:17
中国物流・調達連合会は27日、浙江省湖州市で開催された「物流技術大会2025」で、「中国物流技術発展報告2024」を正式に発表した。報告書によると、中国の物流業界は近年急速に発展し、物流技術・装備の分野でも大きなチャンスが到来している。特に、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)と物流技術、生成AIおよび大規模AIモデル技術が、今年の物流業界における注目の技術となっている。
報告書によれば、過去10年間で、中国の社会物流総額は2014年の213兆5000億元(1元は約20.5円)から2024年には360兆元超にまで増え、長年にわたり世界最大の物流市場の地位を維持してきた。この過程で鍵を握る役割を果たしたのが、物流技術と装備の革新的な発展だ。特に近年、中国の物流技術の革新レベルは不断に高まっており、自動搬送車、ロボット、自動化倉庫などのスマート設備が次第に普及。無人倉庫、ドローン、無人配送車、スマート管理システムが業界の標準装備となりつつある。
報告書はまた、「年間物流ホットテクノロジー」として、低空経済と物流技術、生成AIと大規模AIモデル技術、5G技術、北斗技術などを挙げている。そのうち低空経済と物流技術については、新たな輸送空域を切り開き、物流の効率をさらに高め、立体的で多様なものにするとした。また、生成AIと大規模AIモデル技術については、物流の意思決定をスマートにサポートし、物流をさらにスマート化・精密化されたものにすると指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年2月28日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn