中国商務部、輸出規制リストに関する記者の質問に答える

中国商務部（省）報道官は14日、記者からの質問に答えた。

【記者】中米ジュネーブ経済貿易協議共同声明では、中国が2025年4月2日に打ち出した米国に対する関税以外の対抗措置を一時停止または撤廃するとしているが、輸出規制リストについてはどう考えているか。

【報道官】輸出規制関連の法律法規の規定に基づいて、商務部は2025年4月4日と9日にそれぞれ第21号・第22号公告を発表し、米国企業計28社を輸出規制対象リストに掲載し、デュアルユース（軍民両用）品目の輸出を禁止した。中米間のハイレベル経済貿易会談における共通認識を実施するために、2025年5月14日から90日間にわたり、これらの関連措置を一時停止することを決定した。

また、輸出業者がこの28社にデュアルユース品目を輸出する必要がある場合は、「中華人民共和国デュアルユース品目輸出規制条例」の関連規定を踏まえて商務部に申請を提出しなければならない。商務部は法律とルールに基づいて審査を行い、要件を満たした場合には許可を与える。

「人民網日本語版」2025年5月15日