収獲適期を迎えパイナップルの甘い香り漂う雲南省紅河県

人民網日本語版 2025年05月16日15:42
収獲適期を迎えパイナップルの甘い香り漂う雲南省紅河県
収穫適期を迎えたパイナップル(撮影・毛敬華)。

初夏の訪れを感じるこの時期、雲南省はパイナップルの収穫適期を迎えている。同省の紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州紅河県の広大なパイナップル畑では、1株ごとに、1つの大きなパイナップルが実り、辺り一面に甘い香りが漂っている。作業員たちは慣れた手つきで次々と収穫しては、パイナップルがいっぱいに入った籠を背負って、作業場に行き、ピッキングして箱詰めが終わると、それを輸送拠点へと運んでいた。人民網が報じた。

紅河県の河谷地帯は気温が高いが、湿度が低いため、果物の栽培に適している。同県のパイナップルの栽培面積は約1300ムー(1ムーは約6.7アール)で、1ムー当たりの生産量は3トン前後となっている。1ムー当たりの生産高は約3万元(1元は約20.1円)で、農家150軒ほどがパイナップルを栽培し、年間約6400人の雇用を創出している。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年5月16日

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