端午節控えピークを迎えたドラゴンボートの船首に飾る「竜頭」制作 海南省臨高

人民網日本語版 2025年05月23日16:00
端午節控えピークを迎えたドラゴンボートの船首に飾る「竜頭」制作 海南省臨高
海南省臨高県新盈鎮博岸村で、竜頭を製作する村民(撮影・駱雲飛)。

端午節(端午の節句、今年は5月31日)が近づいた5月22日、海南省臨高県新盈鎮の民間芸術家たちは端午節のドラゴンボートレースに備え、地元の伝統的なドラゴンボートの船首飾り「竜頭」の製作に追われていた。1つの竜頭を完成させるのに15日から30日かかり、職人は、竹ひごで骨組みを作り、色紙や絹布などの材料を使って丹念に装飾を施していく。端午節当日、地元の漁師が普段使用している漁船にこの竜頭や竜体などを取り付けると、漁船は瞬く間に威風堂々とした「漁家竜」に姿を変える。そして、特色ある漁師による海上ドラゴンボートレースが行われる。このレースには、豊漁や航海の安全を願う漁師たちの思いが込められており、臨高県特有の民俗文化の魅力となっている。中国新聞社が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年5月23日

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