端午節連休中の国内観光客数は延べ1億1千万人に

人民網日本語版 2024年06月11日14:00
端午節連休中の国内観光客数は延べ1億1千万人に
江蘇省揚州市にある痩西湖景勝地を観光する人々(6月10日、ドローンによる撮影・周社根)。

中国文化・観光部(省)は10日、2024年端午節(端午の節句、今年は6月10日)連休中、中国全国の文化・観光市場は、全体的に秩序良く安定した状態だったことを明らかにした。そのデータセンターの推算によると、全国の観光客数は、前年同期比6.3%増の延べ1億1千万人。国内観光客の観光消費総額は、同8.1%増の403億5千万元(1元は約21.7円)に達するとしている。新華網が伝えた。

端午節連休中、人々はドラゴンボートレースを楽しんだほか、端午節に食べる習慣のあるちまきを食べたり、山歌を歌ったり、古曲を鑑賞したりといった活動を楽しみ、伝統的な祝日文化と観光業の発展の深いレベルでの融合が見られた。広東省や湖南省、浙江省、貴州省、雲南省では、ドラゴンボートレースが開催された。データによると、ドラゴンボートレースが開催された広東省仏山市では、レンタカーの注文件数が前年同期比250%増加した。また、2024年中国汨羅江ドラゴンボート・スーパーリーグが開催された湖南省岳陽市における端午節連休の観光関連注文件数は、同52%増加した。

観光客の間では柔軟性に富み、オーダーメイドされた旅行を好む傾向がますます高まっており、スローペースの旅行や深いレベルでの体験、リラックスした休暇を楽しむようになっている。こうした傾向を受け、雲南省や青海省、甘粛省、内蒙古(内モンゴル)自治区、貴州省などは、若者のドライブ旅行や避暑旅行の人気目的地となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年6月11日

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