香港科技大学がハーバード大学の留学生に対して編入歓迎を表明

米国のトランプ政権は先日、ハーバード大学の留学生受け入れ認定取り消し措置を決め、在学中の留学生に対しては、転校するよう求めた。これを受けて、香港科技大学は23日、ハーバード大学の留学生を無条件で受け入れると表明した。

発表によると、ハーバード大学の学部や大学院に在籍する留学生のほか、同大学への進学が決まっている学生たちを対象にしており、同大学で学業と学術に対する追求を継続することを歓迎するとしている。「これは、世界の学術環境の変化に対応する措置で、香港科技大学が多様で、世界レベルの学習環境を作ることに力を入れるという約束にも沿っている」という。

その他、同大学は、これらの学生の入学申請、単位の移行、及びカスタマイズ支援（ビザ取得サポートや宿舎の手配を含む）の手続きを優先して進めるための専門チームをすでに立ち上げたという。

香港特別行政区政府・教育局の蔡若蓮局長は23日午後、SNSで、「世界中の優秀な学生が香港特区で学ぶことを歓迎する。また、関連当局が、香港の全ての大学に対して、資格を満たす学生に、支援措置を提供し、学生や学者の正当で合法的な権益を守るよう呼び掛けた」と発表したほか、「ハーバード大学香港校友会とすでに連絡を取り、すでに合格通知書を受け取り、ハーバード大学に進学することになっていた学生を全面的に支援すると伝えた」という。（編集KN）

「人民網日本語版」2025年5月26日