IMF、2025年にインドが日本を抜き世界4位のエコノミーになると予測

人民網日本語版 2025年05月28日16:06

25日付の「タイムズ・オブ・インディア」紙によると、インド政府のシンクタンク「インド政策委員会(NITI Aayog)」のB.V.R.スブラマニヤム最高経営責任者(CEO)はこのほど、「インドはすでに日本を抜いて世界4位のエコノミーになっており、今後2年半から3年でドイツを抜き3位に躍進するだろう」と述べた。

「ザ・タイムズ・オブ・インディア」紙の報道のスクリーンショット。

「ザ・タイムズ・オブ・インディア」紙の報道のスクリーンショット。

スブラマニヤム氏は、「このデータの出典は国際通貨基金(IMF)だ」という。

IMFは今年4月に発表した「世界経済見通し」の中で、「2025年にインドは世界4位のエコノミーになる」と予測している。IMFのデータによると、インドの25年の国内総生産(GDP)は4兆1870億ドル(1ドルは約144.1円)となり、日本の4兆1860億ドルを上回り、米国、中国、ドイツに次ぐ規模となるという。

同見通しによれば、貿易の緊張の高まりと世界的な不確実性により、インド経済の25-26年の成長率は6.2%となり、従来の予測値の6.5%を下回る。また25年の国民1人当たり所得は2880ドルに達する見込みだ。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年5月28日

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