野生ジャイアントパンダの「うんち観察係」に密着

人民網日本語版 2025年05月30日15:45

ジャイアントパンダ国家公園は四川省・陝西省・甘粛省の3省にまたがり、総面積は2万2000平方キロメートル。全国の野生ジャイアントパンダの約72%がここで生息している。ここで記者は、「うんち観察係」の「糞闘士」たちと出会った。彼らの「糞闘」目標は、野生のジャイアントパンダのフンを拾い集めることだ。中央テレビニュースが伝えた。

大きさの計測、記録、GPS位置情報登録など、研究者たちは、一つ一つのフンからジャイアントパンダのDNA身分証明書を作り上げている。そしてフンから得た情報から、新しく生まれた子パンダの親を特定し、パンダ界における「親子鑑定」を行っている。野生のジャイアントパンダの「うんち観察係」の仕事は、フンまみれの仕事というよりは、衛星地図を片手に「宝探しゲーム」をしながら、パンダ一族の家系図を解明する仕事なのだ。(編集SC)

「人民網日本語版」2025年5月30日

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