広東の離島漁村に「マイクログリッド」が誕生

人民網日本語版 2025年06月04日09:49

三門島北扣村の空中写真。撮影・沈甸(人民視覚)

三門島北扣村の空中写真。撮影・沈甸(人民視覚)

広東省恵州市の三門島は沖合17海里に位置し、地理的な特殊性から、本土の電力網との接続が困難で、長年ディーゼル発電が島の主な電力源となっていた。こうした住民の電力使用の難題を解決するため、南方電網の広東恵州電力供給局は三門島北扣村で第1期の「風力・太陽光・エネルギー貯蔵」マルチエネルギー相互補完型の離島向け「マイクログリッド」を建設した。人民日報海外版が伝えた。

風力発電、太陽光発電、エネルギー貯蔵により小規模な発電・送電ネットワークを構築し、100%の「グリーン電力供給」を実現することで、現地の経済発展や住民の生活に信頼できる電力保証を提供している。

現在、第2期のマイクログリッドの建設が進められている。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年6月4日

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