【イラストで読み解く】米政府のハーバード大への圧力

イラスト作成・譚希光（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米政府はこのところ、ハーバード大学に圧力をかける措置を打ち出し続けている。米メディアは現地時間5月28日、外国人学生に限らず、ハーバード大学と関係のある全ての米国ビザ保有者を対象に、米国務省が審査を行っていることをスクープした。これに先立ち、米政府はハーバード大学への「学生・交流訪問者プログラム」認定を取り消して、留学生の受け入れを禁止すると発表していた。

米政府はすでに複数回にわたり、ハーバード大学に対する連邦資金の削減を発表しており、今回は留学生の受け入れも問題にして騒ぎ立てた形だ。これは「国家安全保障」を名目に教育協力を政治問題化するものに他ならず、米国の政治的二極化が教育分野において顕在化したものだ。

教育を政治問題化すべきではない。この政治的かつ差別的なやり方によって、米国が一貫して標榜する「自由で開かれた」の嘘が暴かれたのである。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年6月5日