【イラストで読み解く】関税は米国自身の経済にとっての「ダイエット薬」

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米国の新政権はその発足後、関税をめぐる動きを絶え間なく続けている。人民網が伝えた。

米国は最近、関税政策を何度も修正。変えたかと思うとそこからさらに変えるという状況になっている。中国に対してたびたび打ち出したあまりにも高い追加関税はもはや意味を持たず、数字遊びに陥っている。

関税を道具化し、武器化する米国のやり方は、世界貿易に極めて大きな不確実性をもたらすだけでなく、米国自身の経済にとっても強烈な効果のある「ダイエット薬品」を服用したようなことになる。米国のイエレン元財務長官はこのほど、「米国新政権の経済政策は自分の見た中で『最も深刻な自傷行為』」との見方を示した。追加関税などの政策を背景に、米国経済が衰退に陥るリスクがすでに上昇している。BBCの報道によれば、米連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長は、「関税は米国経済に打撃を与え、物価を押し上げる」と警告したという。（編集KS）

「人民網日本語版」2025年4月18日