第11回上海国際技術輸出入交易会がまもなく開催 複数の新製品・新技術が世界・中国初公開
上海市人民政府新聞弁公室は5日に記者会見を行い、同市商務委員会の朱民主任が第11回中国(上海)国際技術輸出入交易会の準備状況について説明した。
今回の交易会では14の企業・機関の新製品・新技術が初めて発表・展示される予定で、そのうち世界・中国初の発表は7つある。また、長江デルタ地域における共通技術の研究開発および重要分野における中核技術のブレークスルーの複数の成果も展示される。これには粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)によるインタラクティブロボットや遺伝子検査装置といった分野でのイノベーション成果も含まれる。
今回初めてスマート海洋工学・設備展示エリアが設置され、上海の優位産業としての特徴と先進性が際立つとともに、消費者・ビジネステクノロジー展示エリアが初めて設置される。また、複数の生産性インターネットサービスプラットフォームやグリーン海上輸送貿易データチェーンなどの分野における最新の成果も発表される。
今回はテーマ館展示エリア1ヶ所と省・自治区・直轄市展示エリア1ヶ所が設けられ、商用暗号・デジタルスマート製造、グリーンエネルギー・貯蔵輸送、スマート海洋工学・設備、消費者・ビジネステクノロジーの4つの専門技術展示エリアが設置されるほか、技術取引サービスと技術取引促進活動の2つの機能エリアが設けられ、総展示面積は3万5000平方メートルに及ぶ。世界の20近くの国・地域と中国国内の20近くの省・区・市のイノベーション成果が一堂に会し、出展企業は1000社に迫る。
今回はイギリスのグラスゴー市を海外名誉招待都市、深セン市を国内名誉招待都市とする。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年6月6日
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