中国の充電インフラ累計整備数が1440万基超に
人民網日本語版 2025年06月17日14:00
最新データによると、今年5月現在の中国全土の充電インフラ累計整備数は前年同期比45.1%増の1440万基を超え、中国の新エネルギー車の急速な発展を後押ししている。中国放送網が伝えた。
6月に入り、河北省秦皇島市の観光客数が大幅に増加している。今年、京哈高速道路山海関サービスエリアでは2基の超急速充電スタンドが新たに完成・稼働開始した。1基当たりの総出力は640キロワット(kW)で、「1秒で1キロメートル」の超高速充電体験を実現できる。
山東省の済南新旧原動力転換スタートアップエリアモデルステーションでは、中国最大規模の全液冷式超急速充電クラスターが建設されており、最速10分で100キロワット時(kWh)の充電が可能だ。モデルステーションの寧大磊ステーション長は、「ステーション内の自動運転充電ロボットは自ら車を見つけることで、利用者の充電サービス体験を効果的に向上させる」と説明した。
2024年末現在の中国の新エネルギー車保有台数は3140万台に達し、うちバッテリー電気自動車(BEV)は2200万台を超えている。人々の新エネルギー車の購入と使用ニーズをより良く満たすため、中国は充電インフラの建設を積極的に推進している。最新データによると、今年1−5月に、中国の充電インフラは158万3000基増加した。うち公共充電ポールは50万4000本増、新エネルギー車購入に合わせて建設されたプライベート充電ポールは107万9000本。(編集YF)
「人民網日本語版」2025年6月17日
注目フォトニュース
関連記事
- 渤海海峡の新エネルギー車海上輸送ラインが開通 山東省煙台
- 浙江北部で最大規模の一体化路線バス充電スタンドが稼働開始 浙江省湖州
- 上海初のメガワット級スーパー充電スタンド運用開始へ 5分の充電で100キロを走行
- 新エネ車が都市の「モバイルバッテリー」に変身
- 中国2025年第1四半期の充電ポール建設、前年同期比30.1%増
- 活況を呈する新エネルギー車の輸出 浙江省寧波
- 伝音が室内外でワイヤレス充電が可能な世界初のペロブスカイト太陽光充電携帯電話を発表
- 1秒で1km走行分を充電!北京に超急速充電スタンド1000ヶ所を建設へ
- 中国の新成果、ドローンが飛行しながら充電できる可能性
- 中国の高速道路SA、充電ポールの普及率が98%に
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn