【イラストで読み解く】産業政策における米国の「ダブルスタンダード」
人民網日本語版 2025年07月04日15:15
イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)
米国はしばらく前から、「過剰生産能力」や「巨額の補助金」等について事実無根の対中非難を繰り返している。だが実際には、米国こそが関税を利用し、差別的な補助金政策によって世界貿易機関(WTO)のルールを破壊している「補助金王」なのだ。
近年、米政府は「CHIPSおよび科学法」や「インフレ抑制法」を打ち出し、数千億ドル規模の補助金を投じて、自国の電気自動車、チップ、クリーンエネルギー産業を支援してきた。最近トランプ政権が強力に推し進めている「大きくて美しい法案」にも、半導体産業の米国内投資を優遇する措置が盛り込まれており、減免税を通じた産業配置を誘導しようとしている。
米国は自国の産業に対して巨額の補助金政策を進める一方で、他国の補助金政策を「不公正な競争」として非難している。こうしたやり方は、極めて露骨なダブルスタンダードだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年7月4日
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