高地向け調理器具が住民の幸福感アップに貢献 西蔵
人民網日本語版 2025年07月18日14:06
西蔵(チベット)自治区は、標高が高く気圧が低いことから、水の沸点が平野部よりも格段に低く、食べ物の調理が難しいという問題を抱えている。このため、圧力鍋は、現地の人々にとって調理する上での「必需品」となっている。だが、長年にわたり一般的に使われてきた従来の圧力鍋には、「操作が煩雑」「機能が単一」「安全上の問題を引き起こしやすい」といった欠点があった。新華網が伝えた。
これらの欠点を克服するため、西蔵自治区では「より便利な操作、柔軟な圧力調整、より充実した機能、安全性の大幅な向上」という原則に基づき、高地に適応した調理器具の開発に取り組んだ。これまでに、日常の調理に必要な7カテゴリー約30種類の商品が発売されている。これには、精密な圧力コントロールが可能な多機能圧力鍋、高地向けに設計された蒸し器や電気ケトル、屋外での需要を考慮した携帯型調理セット、地元住民の生活習慣に合ったバター茶ポットなどが含まれており、高地に住む人々の調理体験を大きく改善した。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年7月18日
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