「中欧班列」中央ルート、累計運行本数が2万本を突破
人民網日本語版 2025年08月04日13:26
2025年8月3日、汽笛の音とともに、コンテナ55個を満載した国際定期貨物列車「中欧班列」が、内蒙古(内モンゴル)自治区の二連浩特(エレンホト)鉄道通関地から出発した。これにより、中欧班列中央ルートは2013年に最初の列車が運行されて以来、通関地を通過した列車が累計2万本を超えたことが、中国鉄路呼和浩特(フフホト)局集団有限公司への取材で分かった。
中国の真北方に位置する二連浩特鉄道通関地は、中国とモンゴルの最大の陸路通関地であり、中欧班列中央ルートの重要なハブだ。データによれば、13年から24年までの間に、同通関地を通過した列車は年間2本から3389本に増え、1万本の運行達成にかかった時間が運行開始当初の10年間近くから現在は約3年間に縮まった。現在、同通関地を通過する中欧班列の路線は73本になり、ドイツやポーランドなど10数カ国の70余りのターミナルにつながり、中国国内では中欧班列の始発駅のほとんどをカバーし、天津市、安徽省、湖南省、四川省などの物資供給源を集積している。輸送物資は当初の金属製品、化学工業製品、衣類・靴類・帽子類中心から、徐々に現在の新エネルギー自動車、電子製品、家電製品などの高付加価値製品中心へと転換してきた。この「鋼鉄のキャラバン」は「メイド・イン・チャイナ」が世界へ進出する重要なルートとなっている。このようにして、中欧班列中央ルートの役割は日増しに顕在化している。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年8月4日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn