「中欧班列(武漢)」、ユーラシアを結ぶ越境EC専用列車を運行

人民網日本語版 2025年07月02日14:47

総額約350万ドル(1ドルは約143.6円)相当の貨物を載せた越境EC輸出専用列車が1日、中鉄聯合国際コンテナ有限公司の武漢センター駅(湖北省)を出発し、新疆維吾爾(ウイグル)自治区の阿拉山口から出国して、中東欧の物流の要衝であるポーランド・マワシェビチェへ向かった。所要日数は18日と見込まれている。この専用列車の運行により、ユーラシア間を結ぶ高効率な越境物流ルートが開通したことになる。

同列車が輸送する貨物には湖北省と周辺地域で製造されたものが含まれ、工業製品、建材、電子製品など複数の品目をカバーしている。マワシェビチェはポーランドの東部に位置し、中国・欧州間輸送ルートで運ばれる貨物の90%以上の通関および仕分け業務を担っている。貨物はここを経由してから48時間以内に西欧、北欧、南欧など欧州各地へ運ばれる。

データによれば、2025年上半期(1-6月)に、湖北省武漢市を発着する国際定期貨物列車「中欧班列(武漢)」は545本が運行し、同省の輸出入企業のためにより便利で効率的な国際物流ルートを構築している。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年7月2日

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