インドのモディ首相と王毅氏が会談
人民網日本語版 2025年08月20日16:18
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インドのモディ首相と王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は19日、ニューデリーの首相官邸で会談した。新華社が伝えた。
モディ首相は、昨年10月にロシアのカザンで行われた両国の首脳会談について、両国関係の改善と発展への転換点になったと指摘。「インドと中国は対立国ではなくパートナーであり、発展の加速という共通の課題に直面しており、交流を強化し、理解を深め、協力を拡大すべきだ。両国はまた、国境問題を適切に管理・コントロールする必要があり、見解の相違を紛争に発展させることがあってはならない。インドと中国の国交樹立から今年で75年になる。双方は長期的視点で両国関係を捉える必要がある。両国が手を携えて共に歩むことは、世界の発展への貢献となり、全人類に幸福をもたらす」とした。
王氏は「中印関係は起伏を経てきたが、その経験と教訓は銘記に値する。どのような状況に直面しても、両国は対立国ではなくパートナーであるという互いの正しい位置付けを堅持し、見解の相違の適切な管理・コントロールを堅持すべきであり、国境係争が両国関係の大局に影響を与えることのないようにすべきだ。現下の国際情勢において、中印関係の持つ戦略的意義は一層明確となり、中印協力の持つ戦略的価値はより顕著となっている。我々は両国首脳間の重要な共通認識を真剣に実行に移し、各分野で交流や協力を強化し、中印関係の長期安定的発展を推進し、両国民により良く幸福をもたらし、人類進歩の事業に中国とインドという二大文明としてしかるべき貢献を果たしていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年8月20日
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