王毅氏がASEANプラス3外相会議に出席

人民網日本語版 2025年07月11日15:06

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は10日、マレーシア・クアラルンプールで開催されたASEANプラス3(中日韓)外相会議に出席した。新華社が伝えた。

王氏は「現在、東アジア協力の状況は全般的に良好であり、発展に焦点を合わせ、協力に尽力することが大勢となり、メインストリームとなっている。だが、一国主義や保護主義による打撃、特定の大国による関税の濫用といった試練にも直面している。情勢が複雑であればあるほど、ASEANプラス3協力は妨害を排除し、同舟相救い、絶えず協力の原動力を強化し、発展のレジリエンスを高め、地域の一体化を持続的に推進して、我々の共通のふるさとをしっかりと築いていく必要がある」と指摘。今後の協力について(1)融合的に発展する東アジアの構築(2)レジリエンスの高い東アジアの構築(3)革新と活力のある東アジアの構築(4)人と文化の通じ合う東アジアの構築--を提言した。

王氏は「中国経済は安定の中で成長し、より良く、より新しいものを志向し、高いレジリエンスと発展の潜在力を示している。外部環境がどう変化しようとも、長期的好転という中国経済の基調が変わることはなく、超大規模市場と整った産業システムという中国経済の優位性が変わることはなく、質の高い発展と高水準の対外開放という政策的方向性が変わることもない。中国は、自国の安定的発展によって地域の共同発展に新たな原動力をもたらし、新たな機会を提供し、より素晴らしい東アジアの未来を共に切り拓いていくことを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年7月11日

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