王毅氏が瀾滄江-メコン川協力外相会議出席の5ヶ国外相とそれぞれ会談

人民網日本語版 2025年08月15日15:24

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は14日、雲南省安寧市で、瀾滄江-メコン川協力第10回外相会議に出席するため中国を訪れたタイのマーリット・サギアムポン外相、カンボジアのプラック・ソコン副首相兼外相、ミャンマーのタン・スエ外相、ラオスのトンサワン・ポムヴィハーン外相、ベトナムのブイ・タイン・ソン副首相兼外相とそれぞれ会談した。新華社が伝えた。

タイのマーリット・サギアムポン外相との会談で、王氏は「新たな歴史的出発点に立ち、中国はタイと共に両国首脳間の重要な共通認識を実行に移し、新たな大きな成果を挙げるよう中国タイ運命共同体の構築を推し進めていくことを望んでいる。共同議長国としての役割を果たし、会議の申し分のない成功を確保していきたい」と述べた。

カンボジアのプラック・ソコン副首相兼外相との会談で、王氏は「今年4月に習近平国家主席がカンボジアへの国賓訪問を行い、両国首脳は共に両国関係の質的向上と高度化を先導し、新時代における外的環境の変化に左右されない中国カンボジア運命共同体構築の青写真を描いた。カンボジアが引き続き力強い措置を講じて越境犯罪活動を取り締まることを希望する」と述べた。

ミャンマーのタン・スエ外相との会談で、王氏は「中国とミャンマーは国交樹立75周年を契機に運命共同体の構築を深化させる必要がある。ミャンマーが、中国側人員・機関・プロジェクトの安全をしっかりと確保し、越境犯罪を一層取り締まり、両国国境地帯の平和と安定を維持することを希望する」と述べた。

ラオスのトンサワン・ポムヴィハーン外相との会談で、王氏は「ラオスと共に両党・両国最高指導者間の重要な共通認識を実行に移し、両国の伝統的友好が絶えず新たな生命力を放つようにしていきたい。両国は中国ラオス鉄道の質的向上と高度化を加速させ、中国・ラオス・タイ連結発展構想を実行し、その効果が現れるよう推し進める必要がある」と述べた。

ベトナムのブイ・タイン・ソン副首相兼外相との会談で、王氏は「両国は共に一国主義と保護主義に反対し、自由貿易ルールと国際貿易体制を維持する必要がある。ベトナムが中国企業に良好なビジネス環境を提供することを希望する。両国は引き続き、中越友好を人々の心に深く浸透させる必要がある」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年8月15日

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