中国8月の社会消費財小売総額は3兆9700億元 前年比3.4%増

人民網日本語版 2025年09月23日15:26

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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商務部(省)市場運行・消費促進司(局)の責任者は22日、2025年8月の中国消費市場の状況について説明した。

今年8月、消費市場は全体として安定した運営状況を維持した。国家統計局のまとめたデータによれば、同月の社会消費財小売総額は前年同期比3.4%増の3兆9700億元(1元は約20.8円)に達し、増加率は同1.3ポイント上昇した。1-8月の累計は同4.6%増の32兆3900億元で、増加率は同1.2ポイント上昇した。

消費市場には次の4つの特徴が見られた。

(1)商品消費が安定的に増加した。8月の商品小売額は同3.6%増加し、消費財買い換え政策に関連した商品の売り上げが急速な増加傾向を維持した。

(2)サービス消費の注目点が次々に登場した。夏休み期間には個人の旅行やレジャー・スポーツのニーズが集中的に発揮され、これによりサービス消費の急増傾向が続いた。1-8月のサービス小売額は同5.1%増加した。

(3)新型消費が急速に発展した。デジタル消費、グリーン消費、ヘルスケア消費など新型の消費が拡大発展を続けた。1-8月には全国のネット小売額が同9.6%増の10兆元に達した。8月の新エネルギー自動車小売台数は同7.5%増加して、普及率は55.2%に達した。一定規模以上の企業(年売上高2000万元以上の企業)のスポーツ・娯楽用品小売額が同16.9%増加した。

(4)インバウンド消費が拡大し続けた。8月末現在、中国国内の出国時税還付対応店舗は1万店を超え、1-8月の税還付対象商品の小売額は同97.5%増加し、税還付を受けた人は同3.5倍になった。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年9月23日

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