わずか18日間で欧州へ!世界初の中国・欧州・北極コンテナ航路が就航

人民網日本語版 2025年09月25日10:06

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舟山港北侖港区(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

浙江省の寧波(ニンポー)舟山港北侖港区から9月23日4時30分頃、「イスタンブール・ブリッジ」号が出港し、英国最大のコンテナ港湾であるフェリクストウ港へ向かった。これにより世界初の中国-欧州-北極圏コンテナ快速航路が正式に就航した。

「イスタンブール・ブリッジ」号は22日に同区で1000TEU(20フィート標準コンテナ換算)以上のコンテナの積載作業を行った。同号は北極北東航路を進んで欧州に直行するため、フェリクストウ港までの片道輸送時間はわずか18日間となっている。これは舟山港が2024年末にドイツのヴィルヘルムスハーフェン港までの中国-欧州直行航路で26日間という記録を打ち立てたのに続く、中国-欧州快速航路の短時間記録の更新となる。中国-欧州-北極圏快速航路は「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブの下の「氷上シルクロード」建設の重要な実践成果でもあり、中国の先端製造、越境EC、新エネルギーなどの産業に、より迅速で低炭素の国際物流手段の選択肢を提供することになる。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年9月25日

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