2025年世界沿岸フォーラムが江蘇省塩城市で開幕
人民網日本語版 2025年09月26日15:45
「2025世界沿岸フォーラム(World Coastal Forum)」が9月24日江蘇省塩城市で開幕した。36ヶ国・地域からの代表300人が参加し、世界の沿岸地域の生態環境保護と持続可能な開発についての協議、共同構築、成果の共有を行った。その中で発表された「世界沿岸エコシステム状況報告」は、世界の13種類の沿岸エコシステムの分布、変化、影響の要因を初めて体系的に評価するとともに、優先的な取り組みについて提言を行った。
中国人民政治協商会議全国委員会副主席で、中国農工民主党(農工党)中央常務副主席の楊震氏は、「私たちは開発しながら保護し、保護しながら開発することを堅持し、陸海一体の生態環境ガバナンスシステムを構築し、沿岸地域に蓄えられた湿地、生物、エネルギーなどの資源を活用し、海洋の新たな質の生産力の育成に力を入れ、良好な生態環境を沿岸の持続可能な開発を支える力強い基盤とすべきだ」と述べた。
新たなパートナーの加盟により、同フォーラムの協力パートナーはスタート時の15団体から25団体へと増加し、国際的な友好の輪がさらに拡大した。
塩城黄海湿地は中国初の沿岸湿地類世界自然遺産であり、独特の生態環境と豊富な生物多様性により、世界の生態環境保護のモデルケースとなっている。
現在、塩城市の湿地面積は76万9600ヘクタールに達し、江蘇省全体の27.2%を占め、湿地保護率は50.9%に達して全省3位だ。さらに同市は全国第1弾となる同省初の二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト試行都市として、今年1-7月の新エネルギー発電量は前年同期比14.9%増の216億8000万キロワット時(kWh)に達し、社会全体の電力消費量の70.2%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年9月26日
注目フォトニュース
関連記事
- 変化する広西・漓江 生態環境保護の取り組みが奏でる「新しい漁歌」
- 「PM2.5対策で中国は米国の30年分の道のりを7年で歩んだ」中国の環境専門家
- 豊かな自然に囲まれた美しい天堂湖 湖南省常寧
- 西蔵自治区、今年の典型的な氷河・氷河エリア生態環境のモニタリングと評価を実施
- 中国のマングローブ林の面積が7200ヘクタール以上拡大
- 習近平総書記「人と自然が調和的に共生する現代化を推進」
- 【習近平氏が生態環境の保護を語る】人と自然が調和・共生する現代化の建設に努力
- 国務院新聞弁公室が「新時代の中国のグリーン発展」白書を発表
- 2022年江源総合科学調査が開始 氷と炭素を重点的に研究
- データで語る北京の大気質、2021年に初めて全面的に基準達成
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn









