北京の自動運転テスト走行距離が4500万km超に
2025世界スマートコネクテッドカー大会が10月16日から18日までの3日間、北京で開催される。北京市経済・情報化局によると、北京「ダブルスマート」(スマート都市インフラ・スマートコネクテッドカー協同発展)都市建設が加速しており、同市では、すでに600平方キロメートルで「車・道路・クラウド統合」インフラの連続的なカバーが実現されている。累計で発行されたテストライセンスは1100以上に達し、自動運転車の運転テストが累計で4500万キロメートルを超えた。人民網が伝えた。
今回の大会は、「知恵の結集 無限のつながり」をテーマに、開幕式、全体会議、閉幕式からなる3つの全体会議、自動車産業の政策円卓会議、自動車産業の国際協力会議、北京・天津・河北協同発展会議からなる3回の特色あるイベント、政策、技術、安全、人工知能(AI)、応用、データからなる6つのテーマフォーラム、半導体、コネクテッド、インフラ、自動車保険、産業エコロジカルなどを議題にした複数(N)のサイドイベントが開催されることになっており、「3+3+6+N」からなる枠組み構造が全面的にアップデートされている。
北京市経済・情報化局の蘇国斌副局長は、「北京は、大会開催を機に、大会の成果を存分に活用し、北京の発展の成果をPRし、意思疎通と協力を強化し、スマートコネクテッドカー産業の質の高い発展を推進する。今年上半期、北京の一定の条件下でハンドルなど複数の操作を部分的に運転が自動化する『レベル2(L2)』の自動運転技術が搭載された新車の浸透率が68.3%に達した。『北京市自動運転車条例』を発表し、自動運転車の法令を遵守した上での革新的応用展開やスマートコネクテッドカーの参入と道路走行、スマートコネクテッドカーの『車・道路・クラウド統合』応用といった試験事業の安定推進の保障を提供している」と述べた。
中国のスマートコネクテッドカーの道路における走行テストやモデルの規模は徐々に拡大しており、中国全土で走行テストモデルエリア17ヶ所が建設され、「車・道路・クラウド統合」試行都市20都市の建設推進が加速し、開放されている走行テストモデル道路の距離は累計で3万5000キロメートル以上に達し、自動運転試験用のナンバープレート発行数は1万枚以上に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年9月26日
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